グローバリズムとは?郵政民営化と民主党による消費税増税

2025年7月の参議院選挙で大躍進した参政党。

売国極左マスゴミでは”極右”と表現されていますが、極左からは極右に見えるだけで主な政策は中道右派ぐらいなものです。彼らの活躍が無ければ高市さんが自民党総裁になることも無かったのではないでしょうか?

参政党は「日本人ファースト」というスローガンで票を伸ばしましたが、「日本人ファースト」というのは参政党の主張する政策の根本的な考え方である”反グローバリズム”をわかりやすく嚙み砕いたものです。

では、”グローバリズム”とは何か?

著名人でも”グローバリゼーション”と混同して参政党を批判していたので、まずは違いを明確にしたいと思います。

グローバリゼーション vs グローバリズム

対比

項目 グローバリゼーション グローバリズム
本質 現象・プロセス 思想・イデオロギー
性質 客観的・自然発生的 主観的・意図的
内容 実際の一体化の動き 一体化を推進するべきという信念
時間軸 進行中の過程 未来志向的な規範
評価 中立的な記述 価値判断を含む

グローバリゼーション

現象・プロセスのこと

  • 経済、文化、社会などが国境を越えて一体化していく客観的な過程
  • ヒト、モノ、カネ、情報が世界規模で自由に移動する現実の動き
  • 輸送費・通信費の低下によって生じる技術的・経済的変化
  • 「世界がフラット化する」という不可逆的な現象

グローバリゼーションの例

  • インターネットの普及による情報の国境越え
  • 多国籍企業の世界的な活動展開
  • サプライチェーンの国際化
  • 外国為替市場の24時間化

グローバリズム

思想・イデオロギーのこと

  • 地球全体を一つの共同体・市場と見なす価値観・信念体系
  • 国家の境界という障壁を取り払うべきだという主張
  • グローバリゼーションを意図的に推進する考え方
  • 「~すべきだ」という規範的な判断を含む

グローバリズムの例

  • WTO(世界貿易機関)のような国際機関推進の貿易自由化
  • TPP(環太平洋パートナーシップ協定)のような経済連携協定
  • 「世界は一つの市場である」という考え方
  • 国家主権よりも国際協調を優先する政策

グローバリズム:郵政民営化で日本が失ったもの

2000年代初頭、現在のようにインターネットで情報を得られなかった頃、マスゴミの偏向報道や印象操作によって小泉純一郎政権の支持率は非常に高いものでした。小泉純一郎が進めた郵政民営化はグローバリズムの象徴的な事件と言えるため掘り下げてみたいと思います。

アメリカの関与と小泉純一郎政権

年次改革要望書での要請

日本政府は1990年代後半から、アメリカ政府からの「年次改革要望書」を通じて、郵政民営化を繰り返し求められています:

  1. 1999年版要望書

    • 民間保険会社と競合する簡易保険の削減または廃止を要請
    • 政府・準公共の保険制度拡大の中止を強く求めるsangiin.go.jp
  2. 2004年版要望書

    • 日本郵政公社の優遇措置の全面撤廃を要求
    • 民営化を通じた市場競争の促進を求める

参議院での質問主意書

参議院議員・喜納昌吉氏が2005年に提出した質問主意書で、以下の重要な指摘を行っています:

「アメリカには、郵政民営化で売り出される株式を買い占めて一定の経営権を握り、郵貯と簡保資金計350兆円をアメリカに振り向けたいとの狙いがある」

大きすぎる代償:消費税

民営化されることによって外国資本の参入を許し、影響力を他国へ委譲したわけです。アメリカにメリットが無いのに郵政民営化を要望するわけがない。

350兆円があれば何ができたか?それは、政府系ファンドの運用です。

こちらの動画で及川幸久さん(メリルリンチ社、インベスコ・アセット・マネジメントといった大手金融機関に勤務経験)が主張されているのは下記の内容です。

世界の政府系ファンドの運用利回りってのは固く見積もって年率10%です。香港とかの香港とかシンガポールの政系ファンドは大体ね、年20%ぐらい上げるんですよ。350兆円の10%だったら35兆の利益が出るんです。35兆があったら消費税0でいいですよね。そうでしょ。我々大騒ぎして大騒ぎして我々から消費税10%取ってそれで20兆円ですよ だ けどのお金をきちっと生かしたら日本政府は自分で35兆ぐらい毎年生み出せるんです。

消費税を上げたのは現・立憲民主党党首の政権

税率を5%から8%、10%へ2段階で引き上げることを最初に決めたのは当時の民主党政権の野田佳彦元首相です。野田は現在の立憲民主党の党首。

さて、立憲民主党は庶民の味方でしょうか?

小泉進次郎:JAをアメリカに捧げようと画策

2025年総裁選で担がれた神輿といえば小泉進次郎。

小泉進次郎が推進しようとしていたのはJA解体でしたが、これも郵政民営化と同じ構造です。

産経を除くマスゴミは売国左翼なのでJAを悪者にしてきましたが、JAは日本国民の食糧の安全性を担保するうえで重要な役割を担っているのです。

色んな意味で、高市さんが勝ってくれて本当に良かったです。