高市さんの総裁選出馬会見で出てきた映画の原作となった本『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』を読みました。
これは、戦時下にタイムスリップした女の子が恋に落ちた男の子が特攻隊員だったという悲しいお話。
高市さんは会見で下記のようにおっしゃいました。
私たちが生きている今、それは、誰かが命がけで守ろうとした未来だった。
今、皆様も私も誰かが命がけで守ろうとしてくださった未来を生きています。
今の時代をお預かりしている私たちには日本を強く豊かにして次の世代に引き渡す、その責任があると私は思っております。
高市さんのこの会見の流れを以って「高市早苗は特攻隊を肯定し、ひいては戦争を肯定する」という謎の曲解をする左翼に辟易とさせられたため当記事を記すことにしました。
高市さんは以前から「国策に殉じた方々に哀悼の意をささげる」ために靖国参拝されており、靖国だけでなく外国でも国策に殉じた方々が祀られている場所にお参りされるとおっしゃっています。
国策に殉じた方々に哀悼の意をささげる行為を「戦争を肯定する」と理解する左翼は国策に殉じた方々を自分から命を無駄にしたバカとでも思っているのでしょう。それこそまともな人間であれば左翼に対してはらわたが煮えくり返ります。
戦争で亡くなった人を弔う気持ちがあるからこそ戦争を避けるための外交が行われる。侵略されないために軍事力を強化する。侵略されないためにアメリカと同盟を結ぶ。
左翼活動家どもは、核を保有し異なるイデオロギーを持つロシア、中国、北朝鮮に囲まれている状況を棚に上げて「日本が単独で武力を持たなければ戦争にならない」なんていうとんでもないことしか考えられない、もしくはそちらの国々の方々が日本人のフリをして日本に武力を持たせないように活動しているだけなので、次世代のために日本を強く豊かにしようとする保守との対話が成立しないことは自明です。
どこの国にも、その国を守るために戦った歴史があります。日本は「貧しくなった」と言われますが、それでも小学生が親の付き添い無しに登下校できるほどの素晴らしい治安を保ち、安全なインフラに誰もがアクセスできるのは日本の為に命をかけて戦い、身を粉にして働いてきてくれた先人の方々のおかげです。
その素晴らしい環境にタダ乗りはするけれども、築き上げてきた人々を愚弄する。これが日本の左翼です。
自民党を支持しているわけではありませんが、国策に殉じた方々に哀悼の意をささげ、「今の時代をお預かりしている私たちには日本を強く豊かにして次の世代に引き渡す、その責任がある」とおっしゃる高市さんが総理大臣になってくれて本当に良かったです。
